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・豪族の力

H27年1月30日初稿
「豪族の力」と題する文章がある、講談社学術文庫の『氷川清話』(勝海舟)のp.196である。豪族っていっても、現代の歴史学用語でよくいう豪族じゃなくて、古来からの俗語としての豪族だが、要するに現地に根付いた土着の地方名士ってのは強大な力をもってると。それは平成の世の現代でもその通りだろう。田舎いくと地元警察や地元マスコミも配慮するような田舎大名、じゃなかった地方名士が隠然とした力もってたりするね。勝海舟は鎌倉時代の畠山重忠と江戸時代の本間氏(出羽の大地主)をあげている。勝海舟のいいたいことは豪族が各地に割拠することを悪いことのように考える人がいるが、そうではなくてむしろ豪族を保護育成すべきである、彼らが国の力になるのだから、ということ。
「豪族」という用語の是非
一般論としては、まぁそうともいえるねって話でこれはこれで良いと思うのだが、現代の歴史学用語でよくいう「豪族」ってのは律令制以前の支配階級(中央か地方か問わず)のことで、葛城氏、物部氏、蘇我氏、平群氏、多氏、毛野氏、安倍氏、和邇氏、春日氏、中臣氏、大伴氏、尾張氏、出雲氏、忌部氏、三輪氏…等々のことだよね。しかしわたしはずっと以前からこの用語は適正なのかと疑ってる。これらは正しく「貴族」であって豪族とよぶのはへんじゃないか? なぜなら(以下続く)
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