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・綏靖天皇

H27年9月17日投稿 H24年7月18日(水)初稿
當藝志美々命の変
「當藝志美々命の変」は神武天皇と綏靖天皇の間の時期に起こったんだが、古事記はこれを神武記の中に入れている。古事記の建前では、神武天皇崩御後であっても、まだ次ぎの正式な天皇が決まってないのだから、當藝志美々命が専横していた期間はこれはまだ「神武天皇時代の続き」という考えなわけ。ところで、『日本書紀』だとこの期間は「空位」になってる。記事の扱いとしては神武天皇紀ではなく綏靖天皇紀に入ってるけれども、それは物語の主役が綏靖天皇だからであって、その期間が綏靖天皇時代だ、という主張ではない。神武時代でもなく綏靖時代でもなく「空位」だと。天皇としては空位だけれども、事実上の政権者は當藝志美々命で、要するにこの空位というのは神武時代でも綏靖時代でもなく「當藝志美々命時代」だと遠回しにいってるわけだ。だが、これは『古事記』も『日本書紀』も実は同じことを言ってる。この期間(當藝志美々命が実権を握っていた期間)は「綏靖天皇が『まだ』即位していなかった期間」である、と。これで誰も何もあやしまず、「あっそう」で終わるところだろうが、俺っちはちょい疑問があるのだなぁ。
まず古事記では、すでに崩御したはずの神武天皇の時代がまだ続いてるような区切りになってる(これは後の神功皇后の扱いでも同じ、まだ仲哀天皇時代が続いてるような形式になってる)。
日本書紀は空位を設定していて、しかも日本書紀全編にわたって頻繁に出てくるが、空位というのは後世だとかなり重大な事件である。
(続きは後日執筆)

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